障がい者通所更生施設 津の辺

障がい者が生涯にわたって地域社会の中で人間として尊重され、各自の持てる能力を発揮して幸せな自立生活が送れるよう協力して良好な援助関係を整えるとともに、相互に助け合っていくことを目的とした施設です。軽快なデザインによる明るく優しい施設づくりを基本とし、将来の変化への対応やライフサイクルコストも含めた計画を行いました。

西側に大阪外環状線があり、南側が市道に接する敷地条件の中、東側の隣家に配慮して建物は極力西側に配置しました。外観は通所者に愛着を持って利用してもらえるようなデザインを心がけ、インテリアには、木製または木質系素材を中心に使用し、手に目に暖かなやわらかい空間づくりを目指しました。

<建築概要>
所在地 大阪府大東市
延床面積 499m2
構造 鉄骨造
階数 地上2階
定員 30名