東京大学インターナショナル・ロッジ 柏ロッジ

この建物は、東京大学柏キャンパスで学習・研究する留学生及び外国人研究者のための居住・宿泊施設として計画されました。単身者から家族向けの住戸のほかに、入居者同士や近隣との交流を図るための空間も設置されています。
敷地は柏キャンパス近くの住宅街の中にあり、南側に桜並木、前面道路をはさんで西側に柏の葉公園のある自然に恵まれた良好な環境に位置しています。

周辺地域へ緑の提供や景観に配慮するため、沿道緑化に努め、建物高さを抑え、道路側の平面形状を凹凸にすることで圧迫感を軽減させるとともに、表情に変化をあたえることを意図しています。また、外断熱やLow-eペアガラス、ルーバーを採用することで、日射の遮蔽を行うことにより空調負荷の低減させ、建物の省エネルギー性能の向上を図っています。

<建築概要>
所在地 千葉県柏市
延床面積 6,049m2
構造 鉄筋コンクリート造
階数 地上4階